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全国陶磁器産地マップ

日本の陶磁器産地を一目で把握できるリストを作成しました!この一覧は、全国各地の伝統ある焼き物産地を都道府県順に整理しています。情報源としては、日本の陶磁器産地一覧を参照しております。このリストを通して、日本の豊かな陶磁器文化の多様性とその地域ごとの特色をご紹介できればと思います。

#都道府県陶磁器名称場所説明
1群馬県渋民焼群馬県渋川市渋川御蔭3775−2群馬県渋川市にある渋民焼の特徴は、焼き物で難しいとされる赤色の陶器を製造することです。渋川市内や伊香保町で採取される土と石を素材に、中国の陶器を参考に赤の釉薬と粉引、灰釉を使用しています。渋民焼は1986年に開窯された比較的新しい窯で、昔ながらの穴窯を使用しています。窯元渋民焼では本格的な陶芸教室も開かれています。
2群馬県自性寺焼群馬県安中市秋間地域自性寺焼は、群馬県安中市秋間地域で産出する良質陶土で作られる陶器です。金花文の気品に満ちた釉薬を代表として、さまざまなオリジナル釉薬が研究されています。江戸時代中期から明治38年まで安中市下秋間で栄えましたが、最後の窯が益子へ移り、一時途絶えました。1979年に現代の名工青木昇により再興され、群馬県ふるさと伝統工芸品に認定されています。
3群馬県月夜野焼群馬県利根郡みなかみ町上牧2331月夜野焼は、群馬県利根郡月夜野町で昭和50年1月に開発された陶磁器です。波佐見焼伝来のろくろ技法で成形し、独自に調合した釉薬を施して焼いた特徴ある色合いの焼き物で、燃えるように赤い辰砂釉(しんしゃゆう)が代表的です。伝統の染付技法で描かれた、可憐な草花模様の絵付け作品も数多く取り揃えています。