全国陶磁器産地マップ
日本の陶磁器産地を一目で把握できるリストを作成しました!この一覧は、全国各地の伝統ある焼き物産地を都道府県順に整理しています。情報源としては、日本の陶磁器産地一覧を参照しております。このリストを通して、日本の豊かな陶磁器文化の多様性とその地域ごとの特色をご紹介できればと思います。



































# | 都道府県 | 陶磁器名称 | 場所 | 説明 |
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1 | 北海道 | 北の嵐山 | 北海道旭川市旭岡(あさひがおか)一帯 | 北の嵐山(きたのあらしやま)は、工芸・庭園・茶房〜四季折々の里物語が楽しめる場所です。明治時代の開拓当時に行われた煉瓦づくりに起源があり、陶器は雪や氷などをイメージした北国らしい作風が特徴です。また、木製品・染色工房・ガラス工房・ギャラリーや喫茶店が点在し、お洒落で落ち着いた雰囲気が漂っています。住宅地は木が多く、軽井沢町の別荘地や湯布院のような佇まいがあります。 |
2 | 北海道 | 小樽焼 | 北海道小樽市 | 小樽焼は、北海道小樽市で約100年ほど生産されていた陶器です。小樽焼は、緑玉織部と呼ばれる釉薬がとろりと掛かった温かみのある陶器で、湯呑やぐい呑、徳利や皿などの生活雑器として親しまれてきました。小樽焼は、明治時代から続いた最後の窯が2007年に閉鎖され、現在は生産されていません。 |
3 | 北海道 | こぶ志焼 | 北海道岩見沢市 | こぶ志焼は、1946年に北海道岩見沢で初代「三秋(みあき)」が開窯した陶器です。初窯を焚いたときに桜とともに咲いていた辛夷(こぶし)の木にちなんで「こぶ志窯」と名付けられました。 |
4 | 北海道 | 札幌焼 | 札幌市中央区 | 札幌焼は、明治時代末期から大正時代にかけて札幌市で生産されていた陶器です。1899年に蝦夷陶器合資会社が設立され、その後1903年に北海道耐火煉瓦合名会社が設立されました。1914年には札幌陶器製造株式会社が設立され、翌年に中井賢治郎によって買収され、中井陶器工場となりました。この工場は、三国屋南部源蔵商店の後ろ盾を得て、徳利や甕、茶器などを生産していました。しかし、1923年に三国屋が倒産し、後ろ盾を失った中井陶器工場は1924年に中井合名会社に改組されましたが、1925年に操業を停止しました。 |