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全国湧き水マップ

全国の湧き水情報を一つの地図にまとめてみました!こちらの情報は環境省の代表的な湧き水を基に地図上に緯度経度を洗い出し、表示をしています。

#名前住所概要湧水保全活動アクセス
1作才共同洗場大阪府岸和田市作才町岸和田市作才町付近は丘陵端でもあり、旧津田川伏流水の東端にあたり、湧水が多く見られる。共同井戸はその一つを利用したもので、すぐ傍の夜泣石が目標。
2上白原の湧水大阪府岸和田市神於町岸和田市の里山である神於山からの湧水を引いて貯水槽に溜めて利用している地域住民の生活水。年1回有志により貯留槽の清掃を実施。
3垂水の滝大阪府吹田市垂水町1丁目24「本殿の西側には千里丘陵を流れてきた地下水が二カ所で湧き出ています。「本瀧」と「小滝」と呼んでいて、どんな日照りの年でも涸れることがありません。吹田の三名水※の一つです。」と、垂水神社のホームページに記載されています。(※吹田の三名水は、垂水の滝、佐井の清水、泉殿宮の湧水であり、残り一つの泉殿宮の湧水については現在枯れています。)
4佐井の清水大阪府吹田市佐井寺1丁目17「この清水は、行基の祈願により湧き出たと伝えられています。かつてこの水は「おかうずゐ池」に流されていたといい、佐井寺境内に引き込まれ「お香水」と呼んで、病気の快復、特に眼病に効きめがある霊水として信仰を集めました。江戸時代、佐井寺は観音信仰の寺として有名でしたが、境外の裏山には薬師堂があり、病気を治す仏として信仰された薬師如来を祀っていたことから、薬師信仰の寺でもありました。薬師如来や観音菩薩と霊水が結びついた信仰のありかたが注目されます。おかうずゐ池北畔には五衰殿塔と呼ばれる江戸時代においても既に有名であった石塔がありますが、詳細はその当時からも不明と記されています。」と、吹田市立博物館のホームページに記載されています。
5水呑地蔵大阪府八尾市大字神立988-6生駒山地西ろくの神立(こうだち)から十三峠の七曲りの急な坂を登ったところにあります。平安時代、承和三年(836)に僧壱演が、地蔵菩薩を安置して、堂宇を設けたといわれています。本堂の南側に小さな祠があり、地蔵堂の傍らに清水がわき出ていて、俗に「弘法水(こうぼうすい)」といいます。弘法大師が、このすぐ上の十三峠を越える旅人のために、祈願して得た霊水といわれています。
6行者湧水大阪府河内長野市石見川湧水を「行者の水」と銘打った採水施設がある。農産物や漬物などを販売する行者湧水直売所が併設されている。
7清浄泉大阪府柏原市太平寺2丁目13空海がこの地を訪れて、この井戸を掘り起こし、付近の住民や農作物を干ばつから救ったとの言い伝えがある。市教委による水質検査の実施(府指定であるが費用は市負担、年6回実施)。
8龍の口霊泉大阪府東大阪市善根寺町6丁目10行政による水質検査の実施
9興法寺湧水大阪府東大阪市上石切町2丁目1533行政による水質検査の実施
10弘法の水大阪府東大阪市東豊浦町行政による水質検査の実施
11鳴川谷涌水大阪府東大阪市上四条町行政による水質検査の実施
12照涌大井戸大阪府四條畷市大字下田原弘法大師にお茶を差し上げたお礼に教えてもらった水源という伝説がある。歴史保存会で保全
13蟹側の泉大阪府交野市倉治3丁目22あの世からのお迎えが来る時に、家の者が桶を持ってくみに来て「末期の水」にしたと伝えられる泉で、この水を最後に安心して息を引き取ることができたと言われている。
14高山マリアの泉大阪府豊能郡豊能町高山府道4号沿いに湧き出す水

湧き水は、古くから地元の人々の生活用水や農業用水として大切に使われてきており、中小河川の水源となっているものもあります。また、都会にある湧き水は人々にとってうるおいとやすらぎの場を提供しています。近年、湧き水は、水量の減少、水質の悪化が指摘されたり、湧き水周辺の土地改変等によって、枯渇・消失している例もあります。なので、湧き水を組むときは感謝を忘れずにまわりに迷惑をかけないようにしましょう。