愛媛県新居浜市北新町10-1 新居浜市立 別子銅山記念図書館(本館)
(2026/03/16 更新)
晴れた平日午後、うっそうとした樹木を抜けてたどり着くこの図書館は、広々とした館内に光が差し込み、開放感があります。大きなドーム屋根の下、活字好きの方には細かい字まで読みやすい環境が整っています。特に、地元出身の劇作家・演出家である鴻上尚史の著作の集合は、演劇ファンにとって心躍る出会いでしょう。映像関係の資料に関しては未確認ですが、期待が膨らみます。
また、図書館には英語だけでなく、スペイン語やポルトガル語、フランス語の絵本があって、国際色豊かな選書に驚きました。これは、別子銅山や住友金属といった地域独特の歴史背景が関係しているのではないかと想像します。
館内には除菌機も設置されており、衛生面にも配慮されています。カフェスペースもあり、次回は是非利用したいと思わせる魅力が詰まっています。館内からは美しい庭の緑が見渡せ、雨に濡れた草木さえも美しく映える環境です。
住友グループの迎賓館跡地に位置するため、建物や周辺の景観は垢抜けた雰囲気が漂います。しかし、利用上の配慮が必要な点もあります。人気のある本は予約待ちが発生し、マイナージャンルの所蔵数の少なさには注意が必要です。また、椅子の固さやウォータークーラーの不在が、長時間滞在するうえでやや不便に感じるかもしれません。施設利用の際には、この辺りも考慮することをお勧めします。
中には、所蔵されている新刊が入るまで時間がかかるという声もあります。特に若者向けのヤングアダルトやラノベの在庫が少ないため、若い世代の読書環境に課題を感じる利用者もいるようです。そのため、特定のジャンルや新刊を目指して訪れる方は事前確認が欠かせません。
新居浜市内に住んでいる方や通学・通勤している方が利用可能で、最寄りの駐車場は十分なスペースがあり平日は比較的空いています。市外の方は仮に観光がてら立ち寄る場合でも、事前にメンバー登録をされるとスムーズに利用できるでしょう。
総じて、新居浜市立別子銅山記念図書館は、その歴史と地域性を感じるユニークな図書館です。訪れた際には、ぜひその文化的な背景と多様な蔵書を楽しみ、心豊かな時間を過ごしてみてください。