兵庫県三木市志染町井上683 東播用水土地改良区
(2026/09/18 更新)
兵庫県が案内している「第11回淡山疏水・東播用水学習会」は、歴史ある世界かんがい施設遺産「淡山疏水」と東播用水を学ぶ現地学習会です。東播用水土地改良区が主催し、県民を対象にした取り組みとして行われます。
淡山疏水の歴史と役割を、実際の施設を見ながら知ることができる機会として紹介されており、ダムや農業用水を送るサイフォンなどの関連施設をバスで巡る内容になっています。机上の説明だけでなく、現場を移動しながら見学する構成のため、水を届ける仕組みを立体的にたどれる点が特徴です。
学習会では、施設見学に加えてぶどうの収穫体験も予定されています。淡山疏水や東播用水の役割を学ぶだけでなく、地域の農業や季節の実りにも触れられる組み立てです。
案内文では「盛りだくさんの体験学習内容」とされており、学ぶことと体験することを組み合わせた一日として企画されています。淡山疏水の歴史を末永く知ってもらうことが、この学習会の目的のひとつとされています。
開催日は2026年8月19日(水曜日)です。集合場所は、兵庫県加古郡稲美町野寺56-18にある淡山疏水・東播用水博物館です。行程の詳細は添付リーフレットで案内されているため、参加を考える場合はそちらを確認する形になります。
申込期間は2026年7月6日(月曜日)から7月24日(金曜日)までと案内されています。申込みや問い合わせは東播用水土地改良区が受け付けています。
主催する東播用水土地改良区の所在地は、兵庫県三木市志染町井上683番地です。東播用水の管理や案内に関わる組織として、この学習会の窓口も担っています。
また、案内には御坂サイフォンについての説明も見られます。そこでは、当時内務省雇だったイギリス陸軍少将パーマー氏が設計監督にあたり、鉄管もイギリス製で、日本で初めてサイフォン(噴水管工法)が採用されたとされています。こうした説明からも、この地域の用水施設が持つ技術史の一端がうかがえます。
淡山疏水や東播用水は、地域の農業や暮らしを支えてきた水路の記憶をたどる手がかりでもあります。今回の学習会は、そうした施設を見学しながら、今につながる水の仕組みを学ぶ場として位置づけられています。
夜の口コミには、周囲が田んぼに囲まれ、建物の明かりが印象的だったという感想もありました。水をめぐる施設の存在は、周辺の田園風景とも結びついて見えてきます。日常の風景の中にあるインフラを、あらためて見つめる機会になりそうです。