宮城県黒川郡大和町宮床 あさひな湖
(2026/09/12 更新)
宮城県黒川郡大和町にある宮床ダムは、ダム湖「あさひな湖」としても知られています。入力情報によれば、一級河川鳴瀬川水系の宮床川に建設された重力式コンクリートダムで、完成は平成9年3月です。目的は洪水調節、流水の正常な機能維持、上水道用水とされており、地域の水を支える施設として整えられています。
ダム湖の名「あさひな」は、七ツ森と吉田川を造ったといわれる巨人伝説に由来するとされています。七ツ森の麓に位置する場所として紹介されており、周辺の山並みと水面がつくる風景が、この場所の印象を形づくっています。
ダムの北岸には、ダムを挟んで上流と下流に湖畔公園が整備されています。町の案内では、園内全域に芝生が広がり、晴れた日には散歩やピクニックに訪れる人の姿が見られるとされています。広さのある芝地と水辺の開放感が重なり、車で訪れても歩いても、ひと息つきやすい場所です。
公園にはバリアフリー対応のトイレ棟や休憩用のベンチがあり、家族で過ごしやすい環境が整えられています。実際に訪れた際も、公衆トイレや広い駐車場があり、管理の行き届いた印象を受けました。派手な施設が並ぶわけではありませんが、芝生と湖面を前に静かに時間を過ごせる空間です。
宮床ダムの湖面には、周囲の山々が映り込みます。晴れた日には空の明るさも加わって、湖畔の景色はより落ち着いたものに見えます。町の案内でも、新鮮な空気を吸いながらゆっくりとした時間を過ごせる場所として紹介されています。
レビューでは、真夏の週末にドライブがてら初めて訪れた様子が記されており、国道457号を大和町方面へ進み、トンネルを二つ越えるとダムサイトが見えてきたとのことでした。周辺を巡る林道もあるようですが、クマの出没情報もあるため、無理をせず公園周辺で景色を眺めるという訪れ方が現実的です。
レビューでは、宮床ダムのダム湖にイワナやブラックバスがいるらしく、釣り好きには気になる場所として挙げられていました。釣りをする場合は、鳴瀬吉田川漁協の遊漁券が必要とされています。水辺の楽しみ方としては、散策や景観鑑賞に加えて、こうした釣りの目的で訪れる人もいるようです。
ただし、公園の利用にはいくつかの注意事項があります。花火やバクチクは禁止で、火を使っての芋煮会やバーベキューもできません。バイクの乗り入れや、公園内での宿泊も認められていません。芝生にテント等の杭を打ち付ける行為も禁止されています。水辺の公園らしく、静かな環境を保ちながら使うことが求められています。
宮床ダムがある宮床地区は、藩政時代に伊達家の小城下町として栄えた土地でもあります。周辺には「伊達御廟」や、伊達家ゆかりの文化遺産が残されているとされ、宮床宝蔵や旧宮床伊達家住宅ではそうした歴史に触れることができます。また、原阿佐緒記念館や「白壁の家」も案内されており、ダム湖の景色だけでなく、宮床という土地が重ねてきた時間も感じられる地域です。
水辺の公園を歩いたあとに、こうした史跡や記念館へ視線を移すと、宮床ダム周辺が単なるレジャーの場所ではなく、暮らしと歴史の記録を抱えた場所として見えてきます。あさひな湖畔公園は、その入り口のような存在として、静かに地域の風景を支えています。