岐阜県飛騨市宮川町打保 打保駅
(2025/08/05 更新)
打保駅は、岐阜県飛騨市宮川町打保に位置する、JR東海高山本線の無人駅です。1933年に開業し、2003年にリニューアルされた新しい駅舎は、頑丈なコンクリート製であることが特徴です。この駅は、冬の過酷な環境に対応するため、分岐器がスノーシェルターで守られている点が、大きな魅力となっています。
打保駅の周辺は豪雪地帯として知られており、駅近くにあるスノーシェルターは打保の冬の風景を物語っています。このシェルターは、鉄道が大切な輸送手段として機能していた時代の名残であり、景観上のアクセントとなっています。また、最近の雪囲いの健在ぶりは、冬の旅を一層風情あるものにしてくれることでしょう。
かつては輸送の要としても重要な役割を果たしていた打保駅。特に、キユニ26が荷物郵便輸送に活躍したという歴史的背景も見逃せません。この駅の開業当初の経緯からも、鉄道と地域がどれほど近い関係にあったかを伺い知ることができます。
現在の打保駅は、上下線で列車が発着する対向式ホーム2面2線の構造を持っています。駅の無人化にも関わらず、近隣住民によってきれいに清掃されており、旅の途中で立ち寄っても安心です。しかし、公衆トイレは駅周辺にないため、注意が必要です。
打保駅の周辺には、国道360号や飛騨みやがわ考古民俗館といった観光スポットがあります。徒歩約10分の距離に位置する飛騨みやがわ考古民俗館では、雪国特有の用具から石棒まで、貴重な展示物を観覧することが可能です。
打保駅は、その無機質でありながらも歴史を感じさせる駅舎と、周囲の美しい景観が魅力の無人駅です。特に冬の季節には、雪に覆われた風景とともに、過去の輸送の歴史を感じることができ、訪れる価値が大いにあります。打保駅は、鉄道好きや歴史を感じたい旅人に、ぜひ訪れてほしい場所です。