新潟県上越市大字中屋敷 春日山城跡
(2026/05/12 更新)
新潟県上越市に位置する春日山城は、戦国時代の名将・上杉謙信公が居城とした歴史的な山城です。その広大さと要塞としての堅固さに感銘を受けつつ、多くの観光客が訪れているスポットです。
夏に訪れた際、山全体が要塞化されている様子に驚かされました。整備が行き届いているため、散策はしやすくなっていますが、謙信公が戦勝祈願を行った祈祷場は、尾根を三つ越える離れた場所にあり、登り口が別途設けられたため、到達するのに骨が折れました。
山頂からは美しい眺望が広がっており、日本海と街並みが一望できます。この景観だけでも訪れる価値があります。帰路に立ち寄ったふもとの茶店でのラムネは、汗を流した後の体を心地よく冷やしてくれました。
途中で訪れる春日山神社では、上杉謙信公を祀っており、歴史と信仰の深さを感じ取れる場所です。茶屋併設の駐車場もあり、車での訪問が可能ですが、一般の駐車場からは急な階段を登ることになり、体力に自信が必要かもしれません。
茶屋は閉店時間が早く、訪問にタイミングを合せる必要がありますが、そこからの眺望も絶景です。また、広い駐車場から本丸までのハイキングは、健脚な方でも約15分。往復する際にはさらに時間がかかるでしょう。
標高180メートルに位置する本丸跡からは、上越市の街並みと直江津の先に広がる日本海を一望できます。春日山神社近くの駐車場に車を停めて、心地よい森林浴を楽しみながら戻る約1時間の周回コースも整備されています。
訪問日は天気に恵まれ、紅葉も美しく、絶好の散策日和となりました。春日山駅から徒歩で向かった経路は、林泉寺を経て直江津駅までの往復約10kmの行程でした。建物の跡は残っていないものの、山城ならではの雰囲気が色濃く残っています。林泉寺は謙信公が文武修行を行った曹洞宗の寺で、歴史的な趣を与えてくれます。
ただ、訪問の際には急な階段や手すりのない箇所も多いため、安全には十分注意が必要です。また、昨今は熊の出没も報告されているため、熊鈴を持参することも検討してください。
このように春日山城は歴史を肌で感じることのできる素晴らしい観光スポットです。春日山の自然や歴史に触れ、上杉謙信公の時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。