旅旅

秋の風情を感じる富原駅訪問記

岡山県真庭市若代 富原駅

(2025/07/03 更新)

富原駅を訪れて感じた秋の風情

岡山県真庭市にある小さな駅、富原駅は、秋の訪れを感じさせる絶好のスポットです。この駅は、無人駅ながらもその美しい自然と静けさが訪れる人を魅了します。

駅周辺の美しい銀杏の木

富原駅の周辺には、秋になると美しく黄色に染まる銀杏の木があります。この銀杏の木は、訪れる人の目を引きつけ、しばし足を止めさせるほどの美しさです。私は帰り道にこの木々に出会い、そのあまりの美しさに思わず立ち寄り、紅葉の黄色が駅のベンチに映える様をただただ見とれていました。この静かな時間は、秋ならではの贅沢なひとときです。

富原駅の魅力

富原駅は木造の建物で、どこか懐かしい雰囲気を漂わせています。2019年に窓口業務が終了したため、現在は無人駅となっています。そのため、訪れたときは静寂の中、時折過ぎ行く電車の音だけが聞こえるという特別な時間が流れています。

かつては2面2線の構造を持つ駅で、列車の本数も多かったものの、現在は簡素化され、ホームの一部は植樹されて往年の姿は薄れつつあります。しかし、その雰囲気こそが、今この駅に魅力を与えていると言えるでしょう。

近隣との連携と今後

富原駅を含むこの地域は、かつて中国勝山から新見にかけて交換が可能な駅が多く存在しました。しかし、列車本数の減少などにより、多くの設備やサービスが撤去されてしまいました。それでも、この辺りの駅は、地域の一部として、また歴史を感じる場所としての魅力を保っています。訪れる人が増えれば、また新たな価値となることでしょう。

駅舎と設備

駅のトイレはリフォームされており、清潔に保たれています。また、ICOCAが対応しているため、アクセスもしやすくなっています。駅レンタカーやコインロッカーも設置されており、駅探訪と観光の拠点としても利用できます。

結論

富原駅は、静かで穏やかな時間を過ごすには最適な場所です。忙しい日常を忘れ、秋の風情を味わえるこの駅は、訪れる価値があると言えます。紅葉が美しいこの季節に、ぜひ訪れてみて、その静かな魅力に触れてみてください。