北海道茅部郡森町字砂原東4丁目 渡島沼尻駅
(2025/06/30 更新)
北海道の隠れた名所、渡島沼尻駅を訪れると何とも言えない静けさと、不思議な心地良さを感じることができるでしょう。ドラマ『鉄オタ道子』に登場したこの駅は、その秘境感で観光客を引きつけています。待合室は老朽化で取り壊されましたが、何もない駅周辺の雰囲気が訪れた人々に深い印象を残します。
渡島沼尻駅は鹿部と渡島砂原駅の間にあり、訪れる乗客が非常に少ない秘境駅です。2022年5月時点では駅舎が取り壊される予定があり、入り口はベニヤ板でふさがれ、時刻表は外に設置されています。
無人駅である渡島沼尻駅は、その静けさとちょっとした秘境感が魅力です。駅の周りにあるのは公民館、神社、そして時たま通る列車だけで、人の気配はほとんどありません。訪れることで、日常から離れた特別な時間を過ごせるでしょう。
ドラマでの記憶を頼りに、駅に惹かれて訪れる人々も少なくありません。過去には駅ノートが存在し、誰かが記録を残していたようですが、それがどこにあるのかはわからず、興味をそそられるポイントです。
渡島沼尻駅はドラマ『鉄オタ道子、2万キロ』のロケ地としても有名です。長閑で、どこか懐かしい風景が、観る人の心を掴みます。このドラマでは地元の駅弁「いかめし」のシーンも登場し、訪問者にさらなる楽しみを提供しています。
函館方面からのアクセスは少々不便ですが、それがまたこの駅の魅力を引き立てています。列車の時刻は限られているので、事前に調べて訪れるのがおすすめです。
訪問を計画する際は、事前に時刻表を確認し、ゆったりと静かに過ごすことを目指しましょう。秘境に身を置き、五感でその場の空気を感じることができるのが、渡島沼尻駅を訪れる最大の楽しみです。かつての駅舎の姿を想像しながら、心に刻む一時を堪能してみませんか?