旅旅

VSCodeでArduino環境を試した記録と、使ってみて気づいた点

熊本県菊池郡大津町大字瀬田 上井手堰

(2026/08/10 更新)

VSCodeでArduino環境を立ち上げる

電子工作の作業環境を見直す流れで、Visual Studio Code を使った Arduino のプログラム開発環境を試した記録です。この記事では、Visual Studio Code extension for Arduino を導入し、インストールと基本的な動作確認まで行った様子がまとめられています。Windows10 を前提にしています。

Arduino の開発にはふつう Arduino IDE が使われますが、画面や機能に物足りなさを感じることもあります。そこで、より一般的な開発ツールに近い操作感を求めて VSCode を試してみた、という流れです。

Visual Studioとの違いに注意

記事の中で少し丁寧に触れられているのが、Visual Studio と Visual Studio Code の違いです。名前が似ているため検索すると情報が混ざりやすく、Arduino 関連の拡張機能も複数あります。ここで扱っているのは、Visual Studio ではなく VSCode 側の拡張機能です。

このあたりは、導入前につまずきやすい部分でもあり、実際に調べながら進めた様子が伝わってきます。単に名前が近いだけでなく、拡張機能の位置づけや必要な環境が少し違うため、最初に整理しておくことが大切だと感じられます。

導入して見えた使い勝手

設定を終えて Arduino 用に動かしてみると、いくつか印象的な点がありました。

ひとつは、コンパイル時のチェックです。Arduino IDE では気づかなかった警告が VSCode では見つかることがあり、コードの見直しには役立ちそうだとされています。ブログにコードを掲載することがあるため、エラーを含んだまま公開してしまうのを避けたい、という実用的な視点も書かれています。

一方で、シリアルプロッタは見当たらないようで、シリアルターミナルも少し反応が遅いように感じたとのことです。Arduino IDE と完全に同じ感覚で使えるわけではなく、得意なところと苦手なところがあることがうかがえます。

また、オートフォーマットでは、波かっこ { の置き方が左端寄りになるスタイルになっていたようです。普段の書き方と違うと少し違和感がありますが、設定で調整できる可能性も示されています。

便利だと感じた機能

特に印象に残ったのは、ライブラリ内の関数の実体へすぐ移動できる点です。関数名を右クリックして「定義へ移動」すると、定義されている場所やパスをたどれるため、必要な実装をすぐ確認できます。たとえば dtostrf の実体を参照してみた場面では、これまで場所を知らなかった関数の定義にすぐたどり着けたことが、かなり便利に感じられたようです。

こうした機能は、コードを書く作業だけでなく、ライブラリの中身を確認しながら理解を進めるときにも役立ちます。単なるエディタではなく、調べながら作業できる環境としての強みが見えてきます。

Arduino IDEとの併用という考え方

試してみた結果としては、いくつかのプログラムをコンパイルし、書き込みと動作確認もできているため、環境としては十分使えそうだという印象です。ただし、すぐに完全移行するほどではなく、当面は Arduino IDE と併用しながら、将来的に乗り換える方向がよさそうだとまとめられています。

長く Arduino IDE を使ってきた人が VSCode に移るとどう感じるか、という視点で読むと、この記事の内容がつかみやすいです。開発環境の違いは、機能の優劣だけでなく、作業の流れや確認のしやすさにも関わってきます。

余談としてのインストール作業

導入の途中で、誤って Visual Studio 2019 を入れてしまったという余談もあります。不要なものはすぐにアンインストールしたものの、大きなソフトを入れたり消したりすると、少し気になるものが残るという感覚も率直に書かれています。

また、Arduino の開発環境としては AtmelStudio も入れてあるそうですが、VSCode を使えれば出番は少なくなりそうだ、という見立ても添えられています。純正ツールとしての用途はあるものの、日常的な開発では VSCode の方に重心が移っていく、という印象です。

まとめ

この記録は、Arduino IDE に慣れた人が VSCode の Arduino 拡張を試すと、どんな点が便利で、どんな点に違いを感じるのかを、実際の操作感に沿って整理した内容です。環境を新しくすることは少し手間がかかりますが、そのぶん見えることもあります。電子工作の作業場を整える一環として、開発環境を見直した様子が落ち着いた筆致でまとめられています。