旅旅

犬山城を歩く|木曽川を見下ろす現存天守と城下町の時間

愛知県犬山市大字犬山字北古券65-2 犬山城

(2026/07/05 更新)

犬山城について

愛知県犬山市にある犬山城は、現存する天守の中でも最古級といわれるお城です。国宝五城の一つでもあり、関ヶ原以前に築かれた最古の天守として知られています。木造の天守に入ると、現代の城郭施設とはまた違う、柱や階段の感触を通して歴史の重みが伝わってきます。

天守で感じる木造の空気

入城するときは靴を脱ぎ、持ち運び用のビニール袋を受け取って進みます。城内は広々としているわけではなく、階段は急で、上り下りには少し注意が必要です。段差の高さもあり、足元を確かめながら登る形になります。

その分、最上階までたどり着いたときの眺めは印象に残ります。廻縁からは木曽川や城下町が一望でき、方角ごとに景色の表情も変わります。北西側の景色は特に開けて見え、川と周囲の地形が重なって、城が高い場所に立っていることをあらためて実感します。

待ち時間と混雑の様子

訪問記では、平日でも観光客の姿が多く、外国人旅行者の存在も目立ったという声がありました。休日は天守に入るまで30分以上かかることもあり、1時間ほど待った例も見られます。平日でも待ち時間が生じることがあり、帰りの列が長くなる場面もあるようです。

一方で、スタッフが整列を手伝っている様子もあり、順番に進む流れは保たれているようでした。撮影は、人数が多い時間帯だと落ち着いて構える余裕が少ないこともあるため、時間に少しゆとりを持って訪ねると歩きやすそうです。

城下町とあわせて歩く

犬山城は、城そのものだけでなく、城下町とあわせて散策できるのも特徴です。城を見学したあとに周辺を歩くと、城と町が近い距離で結びついていることがわかります。名古屋からは犬山城下町きっぷの利用をすすめる声もあり、鉄道での往復と街歩きを一続きで考えやすい場所です。

猿田彦神社に立ち寄ってから犬山城へ向かったという記録もあり、周辺には歩いて回れる小さな寄り道先が点在しています。城だけを目指すのではなく、途中の道のりを含めて歩くと、この土地の空気が少しずつ立ち上がってきます。

旅のメモとして

入城料は1,000円という記録があり、明治村、リトルワールド、モンキーセンターなどとのセット券も紹介されていました。周辺の観光と組み合わせて回る前提で予定を立てる人も多そうです。

また、犬山城は2004年まで犬山成瀬家が個人で所有していたことでも知られています。そうした背景を知ってから登ると、単なる観光施設としてではなく、長く受け継がれてきた場所として見えてきます。

近くに泊まる選択肢

入力には、犬山周辺の旅館や民宿の情報もありました。犬山遊園駅に近い宿や、犬山城に近い昭和のお宿、木曽川を望む宿など、城と川の景色を軸にした滞在先が並んでいます。日帰りで歩くのもよいですが、城下町や川沿いまで含めてゆっくり見たい場合は、周辺に宿を取る形も自然です。

おわりに

犬山城は、規模の大きさで圧倒するというより、木造の天守を実際に登り、急な階段や高い場所からの眺めを通して、城の時間を身体で確かめる場所でした。木曽川と城下町を見下ろしながら、戦国の頃の景色を想像できるのも、この城ならではです。

城そのものの見学に加えて、城下町の散策や周辺の神社、宿泊を組み合わせることで、犬山という街の輪郭が少しずつ見えてきます。