徳島県三好市山城町西宇 小歩危駅
(2025/06/29 更新)
徳島県三好市山城町にある小歩危駅は、JR土讃線の無人駅です。この駅は、特急南風号が通過し各駅停車のみが停車する静かな場所です。しかし、その魅力は静けさだけではありません。隣の大歩危駅と共に「おおぼけ・こぼけ」と親しまれており、ユニークな駅名が印象的です。
小歩危駅は吉野川の左岸に高台として位置し、その名前の通り「歩危」は断崖を指す古語で、美しい自然の中にあります。周囲には渓谷が広がり、訪れる人々はその美しさに魅了されることでしょう。この記事では、自然豊かな小歩危峡の景観を楽しむために、ぜひ訪れて欲しい理由をお伝えします。
階段を上がった先にあるこの駅は、幹線道路から突然その姿を現します。風情あふれる駅でありながら、「秘境駅」とまでは行かない場所です。それでも、車一台が一時停止できる駐車スペースもあり、ちょっとした訪問には便利です。
2014年時点では1日平均の乗降客数が11人という利用者の少なさがむしろ特別な時間を演出してくれます。喧騒から逃れ、心静かなひとときを過ごすには絶好のスポットです。渓谷を眺めながら思索にふけったり、自然を満喫したりするには持ってこいの場所です。
小歩危駅は、小さな旅先の隠れた宝石のような場所。体を休め、自然の中でリラックスし、美しい景観を楽しむにはぴったりのスポットです。忙しい日常を離れて、静けさや自然の美しさを堪能しに、小歩危駅を訪れてみてはいかがでしょうか。駅から対岸に広がる小歩危峡の自然豊かな景観は、訪れる価値があります。