旅旅

魅力満載の出雲坂根駅:スイッチバックと延命水を訪れる旅

島根県仁多郡奥出雲町八川 出雲坂根駅

(2025/06/15 更新)

出雲坂根駅の魅力とは

出雲坂根駅は、JR西日本の木次線にある珍しいスイッチバック途中の無人駅です。この小さな駅には、鉄道ファンや自然愛好家を引き付けるいくつもの魅力があります。駅舎の美しさや周辺の自然環境、スイッチバックの面白さなど、訪れる理由がたくさんあります。

魅力的なスイッチバック体験

出雲坂根駅の最大の特徴は、JR西日本で唯一となる三段スイッチバックと呼ばれる珍しい鉄道構造です。このスイッチバックは、高度約160mの差を登るために設計されており、列車が標高726mの三井野原駅へと達するために必要不可欠です。スイッチバックのポイントで車両の進行方向が変わるため、訪問者は鉄道技術の偉大さを感じることができるでしょう。

美しい駅と設備

2010年に新駅舎としてオープンした出雲坂根駅は、現在でもその美しい外観と整った設備を誇ります。待合所やトイレなど、無人駅でありながら快適に過ごせる環境が整っています。また、駅の側には車で訪れることもでき、駐車スペースもあります。

名所・延命水

駅前では、"延命水"と呼ばれる名水を汲むことができます。冬は暖かく、夏には冷たいこの湧水は、古くから地元の人々に延命の水として親しまれてきました。その神秘的な由来からも、訪れる価値が十分にあります。

鉄道と地域の架け橋

出雲坂根駅は、スイッチバックと延命水だけでなく、地域との新たなコラボレーションも楽しめる場所です。JR西日本と地元が連携し、駅と道の駅とのコラボレーションという形で訪問者を迎える姿勢がうかがえます。

まとめ

鉄道ファンにとっても、自然を愛する方にとっても、出雲坂根駅は訪れる価値のあるスポットです。珍しいスイッチバック体験や、名水・延命水を楽しみ、地域とのつながりを感じながら、充実した一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。