三重県南牟婁郡御浜町大字阿田和 阿田和
(2026/07/25 更新)
近畿大学附属新宮高等学校・中学校吹奏楽部が、御浜町中央公民館の大ホールで「第13回定期演奏会」を開催します。公演は2024年3月24日(日)、開演は13時30分から16時まで、開場は13時です。会場は三重県東牟婁郡御浜町阿田和4926-1で、JR紀勢本線「阿田和駅」からは徒歩約1分と案内されています。
この定期演奏会は、地域の方も参加できる発表の場として続けられてきたものです。入場無料で事前申込も不要、定員は700人とされています。学校の部活動としての日々の練習を、地元のホールでまとめて届ける構成になっています。
今年のテーマは「想」です。プログラムには、ヤン・ヴァン・デル・ロースト作曲「アルセナール」、久石譲作曲「魔女の宅急便コレクション」など、吹奏楽で親しまれている曲目が並びます。あわせて、Mrs. GREEN APPLEの「ダンスホール」「僕のこと」も演奏予定です。
第1部から第4部までの構成で、定番曲、ポップス、対決形式の演奏、コラボレーションまで、演奏会全体に変化を持たせた組み立てになっています。最後には「sing, sing, sing」のコラボ演奏と卒業セレモニーが予定されており、高校3年生にとっては部活動最後の舞台となります。
今回の演奏会では、熊野市立木本中学校吹奏楽部と熊野市立有馬中学校吹奏楽部がゲストとして出演します。両校とは普段から合同練習を行っているとのことで、単独校の発表会というより、周辺地域の吹奏楽がつながる場としての色合いも見えてきます。
第2部では、それぞれの学校が「銀河鉄道999」「アフリカン・シンフォニー」「J-BEST'23」「ケセラセラ」を披露する予定です。第3部の中高対決では「ダンスホール」が選ばれており、続く第4部では3校によるコラボ演奏へとつながります。異なる世代の演奏が一つのホールに重なる構成は、地域の学校吹奏楽の現在地をそのまま映すようです。
近畿大学附属新宮高等学校・中学校吹奏楽部は、2007年に野球部の応援団として創部され、2012年から毎年定期演奏会を開いてきたと案内されています。生徒や保護者、地域の人たち約250人が来場し、練習の成果を披露してきたという積み重ねがあります。
今回の案内からは、学校の行事でありながら、地域に向けて開かれた舞台として定着している様子がうかがえます。演奏会は、発表の場であると同時に、卒業を迎える生徒を送り出す節目でもあります。吹奏楽の響きとともに、学年の区切りや部活動の時間がひとつの会場で静かに重なっていきます。
会場となる御浜町中央公民館は、阿田和駅から近い場所にあり、地域の集まりや催しを受け止める施設として使われています。今回のような演奏会では、大ホールに学校吹奏楽の音が広がり、町の文化施設ならではの落ち着いた空気が生まれそうです。
ホールで聴く吹奏楽は、曲そのものの構成だけでなく、学校や地域の関係性も感じさせます。定番曲、ゲスト出演、卒業セレモニーまでを含む今回の定期演奏会は、御浜町で春に開かれる学校行事として、ひとつの記録になる催しといえます。