宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良 上椎葉ダム
(2026/03/04 更新)
宮崎県椎葉村に位置する上椎葉ダムは、1955年に完成した日本初の大規模アーチ式コンクリートダムです。ダムは九州電力が保有しており、その壮大な規模と美しい機能美から「閣下」と親しまれています。この記事では、上椎葉ダムの魅力と訪れる際のポイントをご紹介します。
上椎葉ダムはダム建設の歴史において重要な位置づけを持っています。建設に際しては、5年の歳月をかけ、105人の方が工事で殉職されたという歴史を抱えています。このダムの技術は、後に有名な黒部ダム建設の際にも活用されました。訪れると、その歴史の重さと同時に、技術革新の礎を実感できます。
上椎葉ダムが位置する椎葉村は、日本三大秘境の一つにも数えられ、自然豊かな環境に包まれています。開放感あふれる湖「日向椎葉湖」は、吉川英治氏によって名づけられ、ダム湖百選に選ばれています。女神像公園からは、四季折々の美しい風景と雄大なダムの姿を一望することができ、特に11月に行われる観光放流はダイナミックで見逃せません。
アクセスは、県道142号線が時には規制されるため、国道265号線を利用するのが無難です。女神像公園などのビュースポットへ行く際には確認をお勧めします。また、少し狭い山道もあるため、安全な運転に気をつけましょう。
上椎葉ダムは、その歴史的価値と息を呑む自然美で、訪れる人々の心を和ませ、日常から解き放してくれます。秘境でありながら、多くの観光客を魅了するこの地は、ダム好きならずとも一度は訪れる価値があるでしょう。体感してみてはいかがでしょうか?