山梨県南巨摩郡身延町市之瀬 市ノ瀬駅
(2025/06/06 更新)
市ノ瀬駅は、山梨県の身延町に位置し、身延線上の駅としては屈指の秘境駅です。昭和7年の開業以来、無人駅としてひっそりと佇み続けており、古き良き時代を感じさせます。ホームは1面1線のシンプルな造りですが、年季の入った待合室が雰囲気を醸し出しています。
2023年3月にトイレが閉鎖されたものの、水栓とDyDoの自動販売機は健在です。交通手段としては自転車の輪行が可能で、本栖湖へのルートとしても利用されています。ただし、地図上での計画と現地での実際の走行では大きな差がありますので、自転車で訪れる場合は体力の準備が必要です。
市ノ瀬駅の周辺は素朴でのどかな自然が広がっており、まるで昭和にタイムスリップしたような景色が楽しめます。JR東海の富士駅から来ると、身延線独特の懐かしい風景を味わうことができます。また、特急ふじかわの写真撮影ポイントとしても人気があります。
この駅の特徴はその秘境感。隣の甲斐常葉駅から歩いて約30分の距離にあり、到着する頃にはちょっとした冒険心がくすぐられるかもしれません。ホーム自体も少しカーブが急で、スリルを味わいながらの観光になるでしょう。
訪れる方は独特な穏やかな時間と自然の優しさに包まれ、心豊かに過ごすことができるはずです。四季折々の美しい風景が訪れる人を魅了し、日常の忙しさを忘れさせてくれます。
市ノ瀬駅は、秘境感を求めて旅をしたい人や、昭和の旅情を感じたい方にぴったりの場所です。特に、自転車を使った冒険心溢れる旅が好きな人におすすめの場所ですので、ぜひ訪れてみてください。