岡山県総社市三須 作山古墳
(2026/02/15 更新)
2026年1月、岡山県総社市にある全国第10位の規模を誇る作山古墳に初めて訪れました。この古墳は5世紀の中頃に築造され、墳丘の長さは282メートル、高さは24メートルという巨大な前方後円墳です。全国でも最大級の規模を持ち、西日本でも有数の大型古墳とされています。
作山古墳は、農業施設である農マル園芸の前にある丘に位置しています。また、備中国分寺からも徒歩圏内にあり、地元の方にとってはちょっとしたハイキングスポットとして知られています。車で訪れる際は、農マル園芸前の細い道を進んで右折すると無料の駐車場がありますが、入口が狭いのでファミリーカーや大型車の場合は注意が必要です。倉敷インターからは5kmほどの距離です。
古墳には整備された階段などはなく、自然のままの形が保たれています。草むらの中には岡山大学の研究機器が設置されており、未発掘ゆえ研究価値の高い場所としても注目されています。頂上からは吉備路の田園風景を一望でき、歴史と自然を同時に味わえます。頂いた風景忘れ難いものがあります。
訪れた日はよく晴れた静かな土曜日。周囲には観光客は少なく、静寂の中で古墳を歩くことができました。古墳の斜面は枯葉で覆われており、足元が悪い部分もありますが、枯葉を踏みしめる音や刈られた草の香りが爽快です。訪れる際は、歩きやすい靴での散策をおすすめします。
特に案内表示が少なく、どこから登るべきかを見つけるのが少し難しい点があります。しかし、全国規模でこれほどの巨大古墳に気軽に登って散策できる経験は貴重です。歴史に興味がある方には、壮大な規模と保存状態から古代の葬送文化を感じることができるでしょう。家族旅行でも歴史の勉強になり、小さなお子様がいる家庭にとっても新鮮な体験ができる場所です。
作山古墳は整備された観光地とは異なりますが、自然の中で歴史を感じることができる魅力的な場所です。都市の喧騒から離れ、静かに歴史を感じる散策道として、訪れてみてはいかがでしょうか。少し歩きにくいですが、その先に待つ広がる風景や歴史的なロマンは訪れる価値を十分に感じさせてくれます。次回は季節を変えて、異なる風景を堪能したいです。