鳥取県八頭郡智頭町大字駒帰 旧智頭往来 志戸坂峠越
(2026/03/31 更新)
志戸坂峠は、歴史を感じられる場所を訪れたい方におすすめです。この峠は、中世から江戸時代にかけて、近畿地方と鳥取県を結ぶ重要な街道として利用されました。特に、鳥取藩主の参勤交代の経路としても知られています。そのため、歴史ファンや旧街道に興味のある方にとっては、非常に魅力的な場所です。
現在では、志戸坂峠の下を鳥取自動車道が通っていて、鳥取県から近畿地方へ向かう最短ルートとして利用されています。また、旧国道373号にある志戸坂トンネルも歴史を感じる遺構として残されています。このような一連の施設は、旧道や廃道に関心のある旅行者にとって、探訪しがいのあるポイントでしょう。
しかし、残念ながら、この歴史ある道には、ビンや缶などのごみが散見されるという現状があります。これは、訪れるすべての人にとって改善すべき点であり、貴重な文化遺産を清らかに保存していくために、訪れる際にはエチケットを守ることが重要です。
この峠は、近年では国の史跡にも指定され、地域の住民や教育委員会によって整備・保存が進められています。特に、智頭町内に残る古道沿いには、大日如来や地蔵などの近世石仏が点在し、往時の名残を今に伝えています。これらの文化遺産は、私たちに日本の歴史を身近に感じさせてくれます。
実際に訪れることで、周囲の風景や石垣の存在感を肌で感じることができます。また、志戸坂峠にちなんだ名物「志戸坂饅頭」を試食する機会もあり、地元の文化を味わえるのも魅力の一つです。
峠の見学ツアーは、事前に申し込みをし、現地で詳細な案内を受けることができます。このツアーでは、歴史に精通したガイドが同行するため、訪れる価値が一層高まります。特に、岡山県立博物館の内池英樹副館長による講演会では、峠のさらなる魅力に触れることができます。
ぜひ、歴史を感じる旅に興味がある方は一度足を運んで、志戸坂峠の豊かな文化遺産を体験してみてください。