北海道函館市赤川町 笹流ダム
(2026/03/07 更新)
笹流ダムは1923年(大正12年)に完成した、日本初のバットレスダムです。この独自の構造は、壁面を格子状の扶壁(補助壁)で支えることで、高価なコンクリートを節約しながら建造されたものでした。この軽量設計は当時としては革新的なものでした。日本全土では現在6基しか残っていない貴重なダムの一つであり、その歴史的価値から土木学会推奨の土木遺産にも認定されています。
笹流ダムは函館市民の水源として現在も活躍しています。位置する赤川地区は、市の急激な人口増加とともに水需要が高まり、その解決策としてダムが建設されました。ダムの堤高は25.3m、堤頂長199.4mと迫力のある大きさです。また、ダムの周囲は公園として整備され、春の桜と秋の紅葉が美しいことで知られています。
訪れる人々を魅了する紅葉は、ダムと公園のレイアウトがまるで欧風の宮殿のように美しく、その景観は一見の価値があります。紅葉シーズンには落ち葉の絨毯が広がり、訪れた人々に特別な時間を提供します。
函館市内から笹流ダムまでのアクセスは比較的簡単で、車でおよそ15分程度で到着できます。途中の道は少し凸凹しているため、車で訪れる際は注意が必要です。ダムには無料駐車場が整備されており、BBQ設備も整った公園として市民の憩いの場となっています。
笹流ダムを訪れた旅行者たちは、その魅力を様々な形で楽しんでいます。曇りの日と晴れた日に再訪したある人は、天候によって異なる紅葉の見え方に感動したと言います。ダムの迫力は遠くからでも迫力があり、その大自然に囲まれた空間は心をリフレッシュさせるものでした。また、地域の人々と交流することで、ほっこりと心温まるひとときを過ごすこともできるようです。
紅葉が見頃を迎える11月初旬は特におすすめの訪問時期です。もみじの鮮やかな色合いはもちろんのこと、特に巨大なイチョウの木も印象的で、この時期にしか見られない景観を楽しむことができます。
また、笹流ダムはNHKの人気番組「ブラタモリ」でも紹介され、多くの視聴者にその存在を知られるようになりました。このようなメディアでの紹介を通じて、さらに多くの人々が訪れることを期待しています。