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弘前の至宝:旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)

青森県弘前市大字元長町26 旧第五十九銀行本店本館

(2026/06/03 更新)

旧第五十九銀行本店本館とは?

旧第五十九銀行本店本館、現在の青森銀行記念館は、弘前市に位置する歴史的な建造物で、明治時代の西洋建築スタイルを取り入れた見事な作品です。1904年に竣工し、名匠・堀江佐吉によって設計されたこの建物は、ルネサンス様式の重厚な外観と美しい装飾で訪れる人々を魅了します。

建築の魅力と特徴

歴史的背景

明治12年に設立された第五十九国立銀行が明治30年に株式会社第五十九銀行となり、明治37年に本店のために建設されました。昭和40年には解体の危機に瀕しましたが、地元住民の強い要望により保存されました。そして昭和47年には国の重要文化財に指定されています。

建造物の美学

建物は木造ながら、西洋のルネサンス風の美学を取り入れた重厚な設計が特徴です。外観に付けられている展望台兼装飾塔やインド寺院風の相輪は注目に値します。内部には、日本の伝統工芸と西洋デザインが融合した「金唐革紙」が天井を彩り、訪れる人々の目を楽しませています。光の角度によって異なる表情を見せるこの天井は、まさに当時の富と技術の粋を感じさせます。

訪問ガイド

見学のポイント

この建物の見学では、建物の外観だけでなく内部の細部にも注目しましょう。特に階段の手すりや窓枠の意匠には、職人の細やかな技術が感じられます。金唐革紙の輝きに満ちた豪華絢爛な空間は、一歩足を踏み入れるとその歴史の深さを肌で感じることができるでしょう。

入館情報

  • 入館料: 高校生以上200円、小・中学生100円。65歳以上の弘前市民や障がいのある方は無料。
  • 開館時間: 9:30〜16:30
  • 休館日: 火曜、年末年始
  • 交通アクセス: JR弘前駅より土手町循環バスで約10分、「下土手町」下車、徒歩5分

地元の声と保存活動

この建物は、弘前がかつて北の軍都であり経済の拠点であったことを証言する、街の歴史を感じることができる貴重な施設です。保存に対する情熱は地元の人々の心に深く根付いており、未来にわたって現存し続けることが望まれています。

おわりに

旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)は、単なる建造物を超えて、弘前の文化と歴史を今に伝える至宝です。訪れることで120年以上の時を超えた、明治期の野心とロマンを感じ取ることができるでしょう。ぜひ一度足を運び、その壮麗な美しさと歴史的な深みを体感してください。