大阪府岸和田市岸城町9-1 岸和田城
(2026/03/05 更新)
岸和田城(別名:千亀利城)は和泉国で唯一の近世城郭です。一歩足を踏み入れると、江戸時代の風情が息づいていることを感じさせます。犬走りに横矢掛かりの石垣、打込接と切込接の新旧石垣など、見どころ満載です。特に二の丸には積み足された出隅の石垣や巻き石垣があるため、コンパクトながらも見応えを感じられるでしょう。
天守内には本徳寺所有の明智光秀公肖像画の複製が展示されています。歴史に興味がある方はぜひ足を運んでみてください。日没にはライトアップも行われ、その美しさに心が奪われます。また、1階常設展では、織田信長や武田信玄に関する資料などもあり、子供から大人まで楽しむことができます。
敷地内には、諸葛孔明の「八陣法」をテーマにした八陣の庭があり、枯山水のような岩や波が再現されています。庭園越しに見る天守の姿はグッドデザイン賞ものです。庭園をゆっくりと歩くことで、歴史の風を感じることができるでしょう。
岸和田城は子供連れでも楽しめる施設です。戦国時代に興味のある子供にとっては、実際に歴史を感じられる場となっています。近くにだんじりや自然史博物館もあり、家族での訪問にぴったり。大門前の交流館はカフェが併設されており、休憩に最適です。
車で訪れる方にとって、市役所の第4駐車場が広くて便利です。料金もお手頃で、アクセスしやすいのが嬉しいポイントです。また、天守閣からは紀州の監視城として建てられただけあって、和歌山から神戸までの大阪湾を一望でき、心地よい景色が楽しめます。
岸和田城は、教科書には出ないものの、楠木正成の部下時代からの歴史を持っています。天守は再建されたものですが、庭園や展示物の豊富さは訪れる価値があります。時を忘れて歴史に浸るには最適な場所です。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。