鹿児島県指宿市開聞川尻 薩摩川尻駅
(2025/07/31 更新)
薩摩川尻駅は、鹿児島県指宿市の田舎特有の穏やかさと懐かしさが詰まった無人駅です。この駅を訪ねたら、まるで時間が止まったかのように感じる穏やかな空間に出会えます。今回は、その独特な魅力についてご紹介します。特に、都会の喧騒を忘れたい方や新しい発見を求める旅人におすすめです。
薩摩川尻駅は、指宿枕崎線の一部であり、西大山駅から徒歩でおよそ15〜20分の距離にあります。徒歩でのアクセスを通して、田舎の風景を楽しむことができます。早朝には大山駅から歩いて西大山駅、そして薩摩川尻駅へと向かいましたが、農地の広がる中を歩くこの道のりもまた、旅の醍醐味です。
この駅の最大の特徴は、無人駅ならではの静けさです。ホームには屋根やベンチがなく、駅舎もありません。このため、利用者の少なさが感じられますが、その分、田舎の雰囲気を存分に味わえます。周囲には温室や農地が広がっており、香りも含めて田舎の魅力が漂います。駅舎がないため、雨の日にはドコモの電話BOXに避難するのが唯一の方法かもしれません。
駅にはトイレはありませんが、公衆電話ボックスがあります。そして、東側の農場の入口には自動販売機があるので、旅の途中に一息つける場でもあります。朝夕には送迎の車が見られ、地元の方々が利用している様子も感じられます。
列車の時刻表を見ると、薩摩川尻駅からの列車は少なく、列車到着前には数人のお客さんがホームで待っている様子が見られます。特に鹿児島中央方面や枕崎方面などの移動に利用できます。
薩摩川尻駅は、都会では味わえない田舎の穏やかさと自然の香りを楽しむことができる、静かで印象的な場所です。都会の日常から少しだけ離れて、自然の中でリフレッシュしたい方には、ぜひ訪れてほしい駅です。次の旅の一つの候補に加えてみてはいかがでしょうか?