広島県庄原市比和町三河内 比婆山
(2026/03/17 更新)
比婆山は広島県に位置する標高1264mの山で、日本の神話に深く関わる歴史的な地です。別名「美古登山」とも呼ばれ、古代から伊弉冉命が葬られた場所として伝えられています。このため、山頂近くには伊弉冉命の陵墓があり、神秘的な雰囲気を漂わせています。
1960年代に、この山で猿人型の未確認生物「ヒバゴン」の目撃情報があり、大きな話題を呼びました。役場に「類人猿係」という専属部署まで設けられたほどですが、残念ながらその騒動は数年で静まりました。今もなお、登山者はこのユニークな伝説の余韻を感じながら山を歩くことができます。
比婆山の登山は、立烏帽子山頂上からのスタートが一般的で、約700m、15〜20分のルートです。続いて、山頂から比婆山古道を通り、1.8km、50〜60分で道路沿いの登山口に至ります。この道のりでは、特に危険な箇所はなく、安全に楽しめます。また、比婆山古道の一部には少し急な傾斜がありますので、ゆっくりと楽しむことをお勧めします。
登山の途中で、国内で3ヶ所しかない天然記念物に指定されたブナ林を歩くことができます。この豊かなブナ林は、森林浴にぴったりで、木漏れ日に包まれて歩く散策は心身のリフレッシュに最適です。特に展望は望めませんが、静かな森の中で自然の力を感じることができるでしょう。
比婆山登山には軽登山用の服装や靴をお勧めします。山の天候は変わりやすいため、しっかりとした準備が必要です。また、登山口には駐車スペースが用意されているため、車でのアクセスにも便利です。
登山を存分に楽しんだ後は、広島県庄原市の民宿に泊まるのも良いでしょう。たとえば、「比婆山温泉」は、静かな山合いにあり、温泉も楽しめるので、日頃の疲れを癒すのに最適です。
比婆山はただの登山先ではなく、神話の歴史やユニークな伝説に触れることができる特別な場所です。ぜひ訪れて、地域の歴史と自然を肌で感じてみてください。