愛媛県新居浜市立川町 旧別子銅山東平地区
(2026/03/03 更新)
愛媛県の深い山中に位置する東平エリアは、かつての別子銅山の拠点であり、「東洋のマチュピチュ」とも呼ばれています。この名称は、高所にあることと、レンガ積みの産業遺産が現存することから来ています。最盛期には5000人もの人々が暮らしていたが、現在ではその跡地だけが静かに残されています。
訪問者は歴史資料館で、銅山の労働者の生活を垣間見ることができ、鉱石やジオラマが展示されています。また、運搬機を保存したトンネルや、運搬するトロッコの架線跡を階段に仕上げたインクライン跡を見学できます。無料で訪問できるこのエリアは、産業遺産を肌で感じる良い機会です。
東平エリアは、道の駅マイントピア別子から車で約30分の距離にあります。しかし山道は非常に狭く、特に雨や霧の日は危険です。運転に自信のない方は、マイントピア別子から出ている観光バスの利用をおすすめします。このエリアは毎年12月から2月まで冬期休業となるため、その点も確認が必要です。
秋の紅葉シーズンは特に美しく、多くの観光客が訪れます。一方、霧が立ち込める日もあるため、天候を事前に確認することが大切です。足元は滑りやすいことがあるので、適切な靴を選んでください。
東平までの道中、道幅が狭く対向車とのすれ違いが困難です。多数の待避所がありますが、慎重な運転を心がけてください。観光バスの場合、マイクロバスを使い先導車が同行しますので、このオプションを活用するのも一案です。
エリア内では、東平歴史資料館内で実際に使用されていた道具を目にすることができます。資料館は無料で公開されており、貴重な文化遺産をじっくりと楽しむことができます。また、晴れた日には、新居浜市街や遠く瀬戸内海を見渡せる絶景も楽しめます。
最後に、東平エリアは単なる探訪地にとどまらず、歴史を感じながらの充実した時間を過ごせる場所です。ぜひ一度、東平を訪れ、その魅力を直接感じてみてください。