青森県弘前市大字宮地 宮地
(2026/08/18 更新)
青森県弘前市にあるANEKKO(あねっこ)が案内している「おまかせ!嶽きみオーナー制度」は、青森県産ブランドとうもろこし「嶽きみ(だけきみ)」を、収穫の手間をかけずに味わえる通信販売の仕組みです。畑の区画を1口単位で申し込み、スタッフが収穫した嶽きみを旬の時期に発送します。自分で畑に行くことが難しい人や、収穫作業を任せたい人に向けた内容になっています。
案内ページでは、令和8年度の募集は完売したことが示されています。そのため、現在は新規に申し込む前提ではなく、制度の内容や販売方法を知るための情報として見るのがよさそうです。発送は9月上旬予定とされていましたが、嶽きみの旬に合わせて行うため、天候や天災などで前後することもあると案内されています。
制度は1口から申し込め、1口は1区画(約3坪)です。価格は7,300円(税込・送料別)で、クール便100サイズ以上での発送となります。1区画あたりの収穫目安は、大小を合わせて約30本前後。畑で収穫されたままの状態で届くため、きれいにそろったものだけでなく、傷や大きさの違いを含むこともあるとされています。
この「まるごと届く」感じは、一般的な箱詰め商品とは少し異なります。規格を整えた商品というより、収穫の場の空気をそのまま受け取るような仕立てで、産地との距離を近く感じさせる内容です。
注文はFAX、電話、メールで申し込む形です。申込後は、お振込み用紙を郵送または電子メールで案内するとされています。申込み時には、希望区画数、申込者の氏名・住所・電話番号が必要で、贈り物として届け先が異なる場合は、贈り先の氏名・住所・電話番号も伝える案内でした。
また、FAXで申し込んだ人で受注確認を希望する場合は、気軽に連絡してほしいと記されています。問い合わせ先として電話番号とFAX番号、メールアドレスが掲載されています。
この制度では、他商品との同梱ができないため、送料が別々にかかります。日付指定はできませんが、時間指定のみ可能です。また、発送は9月を予定していても、気象条件によって変動する場合があります。食品であるため、届いたあとの返品・交換は原則として受け付けていないこと、配送途中の破損や不備があった場合は到着後7日以内の連絡が必要であることも案内されています。
こうした条件は、農産物の通信販売らしい部分でもあります。収穫のタイミングや天候に左右されやすい一方で、旬の状態を重視して届ける仕組みが前提になっています。
ANEKKO(あねっこ)は、青森県弘前市(旧岩木町)で農産物直売所やレストランの経営、市民農園の経営などを行う農業生産法人です。嶽きみオーナー制度のほかにも、青森りんごや嶽きみスイーツ、嶽きみ焼酎、農作物加工品など、青森県産品の通販を手がけています。産地の農産物を中心に、加工品や関連商品まで扱っているのが特徴です。
「嶽きみ」は、青森県弘前市の地域名とともに知られるとうもろこしで、ANEKKOの通販ページでも中心的な商品として紹介されています。嶽きみオーナー制度は、その地域の農産物を単に購入するだけでなく、畑の区画を通じて収穫の流れまで含めて関わる形になっています。
青森りんごや嶽きみスイーツなどと並んで掲載されていることからも、ANEKKOの通販は、地元の季節の味を産地から届ける役割を担っているように見えます。販売ページには利用者の声もあり、届いた嶽きみを家族で味わった感想や、旬の到来を待つ様子が紹介されていました。
嶽きみオーナー制度は、畑の収穫をスタッフに任せつつ、旬の時期にまとまった量のとうもろこしを受け取れる仕組みです。完売の年度もあるため、募集時には早めに確認されることが多い制度なのかもしれません。青森県弘前市から届く旬の農産物を、より身近に感じられる取り組みとして、ANEKKOの通販ページの中でも印象に残る項目です。